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87件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2017-04-20 第193回国会 衆議院 憲法審査会 第4号

また、川崎市の事例ですが、指紋押捺拒否事例については、在日に対する取り扱いが、その後、法改正を通じて改善いたしました。  これら自治体の抵抗というのが、国の立法権に事実上の影響を与え、その改善を促す結果を生み出しております。私は、地域側にその必要性合理性とが相当程度ある抵抗の結果としての国の立法修正は、対話型の立法権分有の重要な一要素であると考えております。  

大津浩

2006-03-27 第164回国会 参議院 予算委員会 第17号

福島みずほ君 指紋押捺拒否の大きな運動がありました。外国人、入ってくる人取る、そして日本人でもどんどん取っていくわけですね。それを消すことを今言わない。当分の間は持っておくということで、衆議院では八十年間保存するってひどいこと言っていますよ。  入管法六十一条の九、海外にデータを出すことはありますか。

福島みずほ

1999-08-03 第145回国会 衆議院 法務委員会 第26号

私は一九八四年以来、十六年近くになりますが、指紋押捺拒否者として外国人登録の問題に参加して、かかわり続けてまいりました。十六年間、その長い闘いの道のりの中で、私が見てきた在日朝鮮人在日韓国人在日中国人在日外国人、彼らがどのような思いを抱きながら生きているか、どういう体験をこの日本の国の中でしているか、私はそれをつぶさに見てきました。

朴容福

1999-05-21 第145回国会 参議院 本会議 第21号

委員会におきましては、両法律案を便宜一括して議題とし、参考人から意見を聴取するとともに、外国人登録証の常時携帯義務制度及びその違反者に対する罰則のあり方、指紋押捺拒否により不利益処分を受けた外国人に対する救済措置、新設される不法在留罪と既存の不法入国罪との関係等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録により御承知願います。  

荒木清寛

1999-05-13 第145回国会 参議院 法務委員会 第10号

外登法指紋押捺拒否をされてこれまでさまざまな不利益などをこうむってきた皆さん救済原状回復、これについてはぜひ法制度あるいは何らかの具体的な措置をもって実行していただきたい。  従来から言われておりましたように、本当に最初に苦労をみずからしょって先鞭をつけた、あるいは井戸を掘った、こういう皆さんに対してこれが私たちがやるべき大きな責任ではないかというふうに思います。

千葉景子

1999-05-06 第145回国会 参議院 法務委員会 第9号

それから同時に、崔さんのようなケースではございませんが、指紋押捺拒否をしたことによって在留の身分といいますか、そこら辺でもしかしたら不利益をこうむったままの方がいらっしゃるかもしれませんが、こういう方のことについてもあわせて御検討いただきたいというふうに私は思います。法律で仕方がなかったからというんですけれども自由裁量でやっているわけですから、その責任は感じていただきたいと思います。  

大森礼子

1999-04-22 第145回国会 参議院 法務委員会 第7号

それはまさに私が指紋押捺拒否をしたその時点もそうでした。  私は、まさかこんなに指紋押捺拒否者が後に続くとは思いもしませんでした。私の行動のすべてが社会運動であるとか法律違反を奨励するようなものだというふうに言われたことがありますし、裁判所の中でも言われました。私はそういう気持ちは本当に全くなかったんです。  

崔善愛

1999-04-22 第145回国会 参議院 法務委員会 第7号

参考人崔善愛君) 指紋押捺拒否理由とした再入国が不許可になって外国に出た例というのは知りませんが、押捺拒否をしたために再入国が不許可になった方はたくさんいたわけで、その方たちは、先ほど申し上げたように、母国に帰れない一世の人たち、それはもうさまざまな立場の方、留学をあきらめたりした方は何人も知っています。

崔善愛

1999-04-20 第145回国会 参議院 法務委員会 第6号

その前提として、法務省としては、指紋押捺拒否に関してどういう事件がどれだけありどういう不利益をどれだけこうむられた方があるかということをわかる範囲でまず正確な調査をして、その上でそういう人たちに対して国の行政として今何をなすべきか、このことを検討する必要があると思いますが、大臣、いかがですか。

橋本敦

1999-04-20 第145回国会 参議院 法務委員会 第6号

ですから、例えば先ほども出ている指紋押捺拒否をした人は、再入国できるかどうか非常に不安を感ずるとか、再入国の権利をもらえないで新規入国になるという事態が生じます。  今回は入管法外登法改正ですが、その根底に、外国人政策が非常に広範な裁量のもとになっていて、管理の客体であって、やはり本人たちが非常にストレスを感ずる制度である。

福島瑞穂

1992-05-19 第123回国会 参議院 法務委員会 第10号

そういう観点から衆議院におきましても、この指紋押捺拒否者に対する扱いといいますか対応について、人道的といいますか、そういうこの法改正をする趣旨に沿った対応をするようにという附帯決議がなされたと私たちとしては理解しておりまして、今回の改正に当たりましても、法制度に伴う罰則罰則として単に機械的に適用していくということではなくて、その法改正趣旨を十分に踏まえて対応していきたい、こういうふうに考えているところでございます

高橋雅二

1992-05-19 第123回国会 参議院 法務委員会 第10号

本案においても同様の附則がついておりますけれども、このような附則がなぜ継続して残されているのかということと、現在指紋押捺拒否者についてこの附則によって処罰が可能となるわけですが、今回の法案趣旨からするとその処罰は弾力的な扱いが望まれるんじゃないのかという気がいたしますけれども、この二つの点についてお尋ねいたします。

中野鉄造

1992-05-19 第123回国会 参議院 法務委員会 第10号

と書いてありますが、これはいわゆる現行法のもとでの押捺拒否者をいうのか、あるいは法律改正後の指紋押捺拒否者その他の違反者をいうのか、それとも双方を含むのか、ちょっとあいまいなんですが、このまま読めば別に法律施行前も施行後もないと思うのですけれども、その辺について説明を求めたいと思います。

北村哲男

1992-05-14 第123回国会 参議院 法務委員会 第9号

そこで、私、参考までにお尋ねいたしますが、諸外国といってもいろいろ差異があると思いますが、まず、さしあたって韓国あるいは朝鮮、そういうところにも私たち日本人の同胞が居住している、滞在しているという方々が多くおるわけですけれども、その人たちに対するこういう入国管理上のいろいろな義務違反と申しますか、こういう外登証の不携帯だとか、あるいは指紋押捺拒否だとか、あるいは虚偽の申告をしたとか、そういったようなときの

中野鉄造

1992-05-12 第123回国会 参議院 法務委員会 第8号

その後、一九八五年の五月には、川崎李相鎬君という在日押捺拒否事件も担当しました。この八五年前後には、約一万を超える人たち押捺を拒否したり、押捺を留保するという宣言をしまして、指紋押捺問題に代表される、この外国人登録法差別性というものがいわば初めて日本人の多くの人たちの前に問題として提起されたわけです。  

新美隆

1992-05-12 第123回国会 参議院 法務委員会 第8号

指紋押捺拒否裁判の中で、ある押捺拒否者が、検察官指紋指紋ということを繰り返して言うけれども、ここの法廷に立っている自分自分であるということは指紋とは一切関係がないのじゃないかということを言いました。つまり、個人個人に着目して見れば、指紋というのは同一人性確認とは関係ないわけです。

新美隆

1992-04-23 第123回国会 参議院 法務委員会 第7号

政府委員本間達三君) 現在、指紋押捺拒否により刑事裁判にかかって公判係属中のものといたしましては、最高裁判所係属しております米国籍被告人に関するものが一件あるだけでございます。  それから、署名を拒否した場合の罰則の件でございますけれども、このたびの改正法案におきましては、指紋押捺を拒否した場合と同様の罰則を規定することにいたしております。

本間達三

1992-04-23 第123回国会 参議院 法務委員会 第7号

紀平悌子君 現在係属中の指紋押捺拒否裁判は何件ありますでしょうか。  また、不署名罪によって懲役刑をもって署名強制しようという本法案の中身でございますが、指紋押捺拒否と同様の刑罰的評価によるものでしょうか。そのような刑罰的な強制は過度に及ぶものではないかと思います。それがないと署名がとれないというような具体的な事情でもお考えなのでしょうか。

紀平悌子

1992-04-20 第123回国会 参議院 本会議 第11号

現行指紋押捺拒否等に対するものと並行的に考えたのかもしれませんが、従来からの国会論議での要請から見ても逆行するものではありませんか。  今回、衆議院修正居住地等変更登録義務違反に係る罰則について自由刑を廃止し罰金刑のみとしたことは現行よりは一歩前進と言えますが、刑の新設は依然として外国人心理的負担を強いることにはなりませんか。

三石久江

1992-04-14 第123回国会 衆議院 法務委員会 第7号

仙谷委員 そういたしますと、この一年少々は指紋押捺拒否者が出ても全く捜査権を発動してないということになるのでしょうか。あるいはもう少し前の段階からここ数年は、例えば三年とか四年の間は押捺拒否事件については立件してないといいますか、あるいは検察官送致をしてない、こういうことに客観的にはなるのでしょうか、いかがでしょうか。

仙谷由人

1992-04-10 第123回国会 衆議院 法務委員会 第6号

でも、そこから外れている人たちの中にも定着性という意味でいったらある人がいるのじゃないかということをお聞きしたのですが、例えば特別永住に当たらなくなってしまった人たち、要するに戦後一時帰国してこちらにまた入ってこられた人たち、それから在旧韓国人政治犯、それから再入国許可なしで、例えば指紋押捺拒否やいみいろなことがあって、一遍永住権を持ったけれども、その後再入国許可なしに表に出てしまって、またこっちへ

鈴木喜久子

1992-04-10 第123回国会 衆議院 法務委員会 第6号

それから、昨年一月の海部前総理の訪韓の際に取り交わされたその覚書、それ以来、十六歳になられた方々の中でかなりの数の方、いわゆる指紋押捺拒否をされる方が幾人か出てこられた。実は今、指紋押捺拒否者は約二百人いらっしゃると言われますが、そういう中にも、十六歳になったけれども嫌だから押捺を拒否したという方がいらっしゃるわけです。

中野寛成

1992-04-07 第123回国会 衆議院 法務委員会 第5号

これは私自身、私個人のそういう体験じゃありませんでして、例えば私が八五年に指紋押捺拒否という形で弁護させていただいた李相鎬さんという方も指紋押捺について法廷でこういう陳述をしているわけです。「「指紋を押させられるのはしかたがない」「お役所のやることには何があってもさからえないのだ」、そんな感じだったのです。まさに、あきらめきっているのです。私もそんな気持ち指紋を押したのでした。

金敬得

1992-03-27 第123回国会 衆議院 法務委員会 第4号

それから、例えば旧法のもとでの指紋押捺拒否者にも何か救済措置を設けてほしい。例えば公布された後十六歳になる人たちは特別の配慮をしようという前向きの検討が加えられてしかるべきだと私は思うし、法務省もそういうことはお考えではないだろうか、こうも思いますけれども、せっかく法律がこれで変えられるわけでありますから、そういうことももっと積極的に考えられていいのではないだろうかと私は思うのですね。

中野寛成